軍服で街を歩く若い人たち
 2010/11/25 改:2016/07/06 吉村剛史(トム・ハングル)

おととい(23日)の15時10分ごろ、私は家にいて韓国のNATEON(ネイトオン)というメッセンジャーをログインしながら別のことをしていたんですが…

突然、「ヨンピョンド(延坪島)で北、砲弾発射」とのメッセージがポップアップで飛び出してきました。日本のテレビで速報が出るよりも20分早かったのです。

「北」という文字は漢字で表記されてるため、パッと見て北朝鮮関係の有事だとわかったのですが、よく読んでみると、やはり大きな事態になっているようでした。

急いでインターネット放送のMBCテレビをつけてみると、煙が上がって戦艦の映像が映し出されていました。

日本にも関係がないとは言えませんし、 隣の国で起こっていることだから、どうしても他人事とは思えないですよね。地図を見てもお分かりの通り、ソウルから北方限界線までは遠くはないですし。

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私の韓国人の友人たちは今現在、軍隊にいる人はいないのですが、友達の兄弟が軍隊にいるケースは多いので、やっぱりみんな不安に思っているようです…。

たとえ約2年間の兵役を終え、除隊になってもその後5年間は何かあれば軍隊に優先的に呼ばれてしまいますし、毎年2~3日間の訓練はしているようですね。

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写真は街中を軍服で歩く若い人の姿。 休日にぞろぞろ街を歩いていたり、デートしていたり、電車に乗っていたりする様子が見られます。

日本ではあまり見られない光景なので、最初はカルチャーショックを感じたりするのですが、まだ休戦中であって戦争は終わっていないんだな、と実感させられます。

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この写真はふつうの警察だったかな、と思うのですが、 韓国には戦闘警察という義務兵役の人たちの警察部隊があるのですね。大使館の前や、デモの警備をしているようです。

こうしてみると、平和ボケしてしまっている日本とはだいぶ異なる気がします。

北朝鮮をめぐる朝鮮半島の情勢、今後も不安が続きそうですが、早く南北関係が良くなることを願ってやみません。



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トム・ハングル(吉村剛史)
吉村剛史(よしむら・たけし) 1986年生まれ。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でデビュー、その後韓国旅行、語学Webの編集・ライターを経て、文化センター講座、トークイベントでの発信も。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上を踏破。海外の常識をレポートする『海外ZINE』の韓国担当ライター、平昌オリンピック開催地の『江原道公式ブログ』にも連続寄稿中。プロフィール・お問い合わせ


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